レイヤードシステム・グラウト工法

工法紹介とは
床断面図.jpg既存のコンクリート床に薄層ポリマーモルタルをオーバーレイし、プレス工法でリニューアルする改修向け工法です。

既存のコンクリートの上に薄層モルタル層が重なっていることからレイヤード(layered-層が重なっている)と名付けられました。

レイヤードシステムは大きく分けて二工法となります。本ページでご紹介する「グラウト工法」と「FMC(ファイバーミックスセメント)工法」です。








  グラウト工法 FMC工法
硬化速度 一般的 真夏以外は遅い
標準厚み 12㎜~ 20㎜
初期強度 翌日使用可能 数日間の養生が必要
コスト FMCと比較して割高 川砂の使用で経済的
備 考 下地としてワークスカチオンが必要。 夏季以外は待ち時間に御注意を。









この工法の詳細データ

レイヤードシステム・グラウト工法の特長

  • 既存のコンクリート床に増し打ちが可能。リフォーム物件で活躍します。
  • 収縮量が少ないためひび割れの発生が少ない。
  • 早強性があり、初期に高強度が得られます。
  • 経済的にポリマーモルタルが使用できる。
  • 優れた耐久性。

主な用途


  • 店舗の内・外装
  • 公園等の遊歩道
  • 住宅の外溝、駐車場
  • 屋上
  • プール
  • 他、各種床・舗装面

使用材料内訳

ワークスレイヤード・グラウト
メインモルタルとなるプレミックスモルタルです。防湿袋入り25㎏
ワークスファイバー
高強度のナイロン繊維。28ミクロンの繊維が絡み合うことでよりひび割れ抑制効果が高まります。
ビニール袋入り50g
ワークスハードナー<レギュラー>
表面強化着色モルタル。着色と同時に耐摩耗性を大幅に強化します。
防湿袋あるいはペール缶入り20㎏
シャドーパウダー
陰影着色用のカラードパウダー。ビニール袋入り1㎏
リリースエージェント<リキッド>
専用離型剤。石油缶入り16㎏
ワークスカチオン<リキッド>
下地コンクリートとの接着力を大幅に増強するセメント混和液です。特殊変性SBRラテックスベースで、タイル・テラゾー・鉄筋等、コンクリート以外の様々な下地に適応します。
石油缶入り18㎏
ワークスカチオン<フィラー>
ワークスカチオン<リキッド>と相性が抜群の既調合モルタルフィラー。
防湿袋入り25㎏
ワークスコートS-1
最終仕上げに塗布するアクリルコーティング材。スタンプコンクリート用として優れたバランス特性を誇ります。
石油缶入り16㎏

施工の概略

以下は、健全なコンクリート床に標準的な工法で作業を行う場合の作業内容です。
下地処理
①    施工するコンクリートの状況により、適切な処理を行います。特に脆弱層・レイタンス・ホコリ・油分等を除去します。極端に吸水が激しい下地の場合は、吸水調整を行います。(エマルジョン系モルタル接着剤の3~5倍希釈液を塗布します)
カチオン層塗布(必須ではありませんが、付着力の増強のためにお薦めします)
②    接着性向上のためにカチオン層を設けます。ワークスカチオンリキッドの二倍希釈液を作成します。ワークスカチオンフィラー(25㎏)に対して二倍希釈液(6㎏)を加えて充分に攪拌し、鏝で薄く塗りつけます。(15~16㎡分)
メインモルタル塗布
③    ワークスレイヤード・グラウト一袋(25㎏)にワークスファイバーを1/2~1袋加え、清水を4.0リットルを徐々に加えて充分に混練りし、厚さ12㎜以上になるように塗りつけます。(12㎜厚で1㎡)厚さ12㎜以下でも施工は可能ですが、十分な強度を得ることが出来なくなりますのでご了承ください。

ワークスハードナー<レギュラー>散布
④    メインモルタルの表面にワークスハードナー<レギュラー>を散布し、鏝で伏せこみます。(1㎡につき約2.2㎏)
プレス処理
⑤    ワークスハードナー<レギュラー>の表面にリリースエージェント<リキッド>を薄く均一に散布し、パターンマットでプレス処理を行います。必要に応じてシャドーパウダーを利用して陰影着色を行います。
ワークスコートS-1塗布
⑥    モルタルが充分に乾燥したらワークスコートS-1を塗布します。(平均塗布量0.2㎏/㎡)

ワークスコートが乾燥・硬化したら完成です。